Unity 4.6から追加されたuGUIについて、勉強し始めたので、記録していきたいと思います。
Unityを初めて触る人には、かなり省いた説明になっていますので、ほかのサイトを探してください。

  1. Unity 4.6のダウンロード
  2. uGUIのマニュアルとチュートリアル置き場
  3. uGUIの要素
  4. uGUIを使ってみる

1. Unity 4.6のダウンロード

なにはともあれ、Unity 4.6がないと始まらないので、こちらからダウンロードし、インストール。

Unity – Download and Start Creating Games

http://unity3d.com/unity/download

2. uGUIのマニュアルとチュートリアル置き場

まず、Manual。以下にあります。もちろん英語です。
http://docs.unity3d.com/Manual/UISystem.html

Tutorialは、以下にありますが、こちらももちろん英語での説明です。
http://unity3d.com/learn/tutorials/modules/beginner/ui

3. uGUIの要素

uGUIに何があるかということで、このUIの子要素として表示されているのが、uGUIの要素ですね。
Panel, Button, Text, Image, RawImage, Slider, Scrollbar, Toggle, InputFieldなどがあります。

141207Unity-uGUI01

Panel

いわゆる台紙になるようなものです。直接入力するものではありませんが、他のUI要素を子要素にして使用します。

141207Unity-uGUI02

Panelの子要素にUIを入れたりすると、Panelに角度をつけることで、こんな表現も簡単にできます。

141207Unity-uGUI03

Button

これは説明不要ですね。ボタンです。
ボタンの子要素にはTextがあり、テキストを変更することで、表示内容を変更できます。
公式のマニュアルは、こちらです。
http://docs.unity3d.com/Manual/script-Button.html

141207Unity-uGUI04

InspectorのButton(Script)から、ボタンの押したときの色などを簡単に変更できます。Normal / Highlighted / Pressed / Disabledの4つの状態の色を、それぞれ指定できます。

inspector-button

Text

さらに説明不要なテキストです。文字を表示するのに使用します。
公式のマニュアルは、こちらです。
http://docs.unity3d.com/Manual/script-Text.html

141207Unity-uGUI05

InspectorのText(Script)から、Font, Font Style, Font Size, Colorなど、指定できます。

inspector-text

Image

イメージです。次のRawImageと似ていますが、スプライトイメージを使用する必要があります。
公式のマニュアルは、こちらです。
http://docs.unity3d.com/Manual/script-Image.html

141207Unity-uGUI06

inspector-image

RawImage

RawImageです。画像を表示するのに使用します。前のImageとの違いは、普通の画像が使えます。
公式のマニュアルは、こちらです。
https://docs.unity3d.com/Manual/script-RawImage.html

141207Unity-uGUI07

inspector-rawimage

Slider

スライダーです。やっと、UIっぽいものの登場です。つまみを操作して、値を変更できます。
公式のマニュアルは、こちらです。
http://docs.unity3d.com/Manual/script-Slider.html

141207Unity-uGUI08

Max値とMin値は、Inspectorで変更できます。Whole Numbersをチェックすると、Integerの値を返します。

inspector-slider

Scrollbar

スクロールバーです。テキストが多いときや、画像が大きい時などに使用されるものです。
公式のマニュアルは、こちらです。
http://docs.unity3d.com/Manual/script-Scrollbar.html

141207Unity-uGUI09

Inspectorで、Valueを変更することで初期位置の変更や、スクロールのStep数を変更可能です。

inspector-scrollbar

Toggle

トグルです。チェックボックスのOn/Offですね。
公式のマニュアルは、こちらです。
http://docs.unity3d.com/Manual/script-Toggle.html

141207Unity-uGUI10

InspectorのIs Onをチェックすることで、初期値をOnにすることができます。

inspector-toggle

InputField

インプットフィールドです。文字入力をする際に使用します。
公式のマニュアルは、こちらです。
http://docs.unity3d.com/Manual/script-InputField.html

141207Unity-uGUI11

Inspectorで、入力文字数の制限をしたり、複数行の表示を許可したりできます。

inspector-inputfield

4. uGUIを使ってみる

さて、ここからuGUIを使っていきます。とりあえず、uGUIでポイントになりそうな部分をまとめていきます。

新しいProjectの作成

インストールが終わったら、Unityを起動して、新しいProjectを作成。
uGUIがどういうものかわかりやすくするために、SphereやCubeなどを適当に配置して、以下のようにしました。

141207Unity-uGUI21

HierarchyのCreate > UI > Buttonか、メニューのGameObject > UI > Buttonとかします。

141207Unity-uGUI22

するとButtonが作られます。

141207Unity-uGUI23

ここで、見たことないものも一緒に作られています。「Canvas」です。
Canvasがまだない場合、勝手にCanvasが作られて、その子要素にButtonが入っています。

Canvas

Canvasは、ゲームオブジェクトで、すべてのUI要素はCanvasの子要素にする必要があるようです。
公式のマニュアルは、こちらです。
http://docs.unity3d.com/Manual/UICanvas.html

このCanvasですが、最初に作ったSphereやCubeとの位置関係は、以下のような感じです。非常に大きいです。

141207Unity-uGUI12

HierarchyのCanvasをダブルクリックすると、Canvas全体が画面に収まるようになります。
SphereやCubeは、Canvasの左下にあるのですが、小さすぎて見えません。

141207Unity-uGUI13

2D表示

uGUIを調整するときは、2Dボタンを押すと操作しやすいです。

141207Unity-uGUI13

2Dを選択すると、同時にこちらも選択されます。ショートカットボタンは、「 T 」です。

141207Unity-uGUI14

レイアウト

Rect Transform内に、通常の座標・サイズの他に、Anchorsというものがあります。
これは、どこを基点にして位置を決めるかというものです。AndroidのUIの指定方法に似ています。
また、Anchorsについては、プリセットからも選択できます。

141207Unity-uGUI31

表示の順番

複数のUI要素を重ねて配置していくと、表示の前後関係が重要になってきます。uGUIの場合は、Hierarchyの上にある方が、後ろになります。上から順に描画されて、そのまま上に重ねてるとイメージすれば良いですかね。Photoshopとは逆ですね。

141207Unity-uGUI32

今までNGUIなどを使用しないと、GUIを作るのが大変でしたが、今回のuGUIの追加により、以前よりかなり楽にGUIを作れるようになると思います。

最後までお読み頂きありがとうございます!

スライダーを実際に使用する場合、こちらも参考にしてください。
http://www.rising-app.com/2014/12/24/unity-4-6-ugui-2/

http://www.rising-app.com/2014/12/24/unity-4-6-ugui-2/

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